体制変更について
 
記述の内容の一部(*4)に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
 
2011年も暮れようとしていた時期、日本の生命科学界は俄にざわつき始めた。
日本を代表する科学者の一人である東京大学分子細胞生物学研究所K教授の不祥事が研究者間で囁きはじめたからだ。
そのことを初めて目に触れる形で表したのはひとつの告発者のブログ(*1)であった。
さらに、彼は文部科学省と東京大学にこれを公に告発したのだった。
その告発方法の斬新さと、その内容の衝撃に海外の科学メディアは敏感に反応した(*2)。
しかし、海外での反応に関わらず、日本国内での動きは鈍いものであった。
 
私たちは、その鈍さに痺れをきらして、極少数でこのWJNを立ち上げた。
この問題に広く公にしようとしたのだ。
実際、2月10日までの取材で様々な新事実を明らかにし、WJNの報道は捏造者の在籍する一つの大学を動かすまでに至った(*3)。
しかしながら、限られた実働要員での取材は苛烈を極めるものであった。
現行メンバーはWJNの長期的な運営維持は極めて困難であると結論した。
 
現状において、WJNが研究者コミュニティにおいて十分な信頼を勝ち得ていないことは認めざるを得ない。
その一つの要因は私たちの活動の実態があまりにもインビジブルであることだろう。
特に、研究者コミュニティはこの問題について追求者であると目されることを嫌っている。
IPアドレスを知られずに連絡できる照会先をもっていないことは、WJNにとっては大きなハンデである。
 
WJNは専用のメールアドレスを公開して(*4)、そこで新体制への協力者を募ることにした(*5)。
現行メンバーは新体制では新しくドメインを取得し、ページ構成も大胆に変更したいと考えている。
WJNのアプローチは確かに高度情報化時代に相応しいものであり、また、拡張可能なものである。
現行メンバーは新しいボートメンバーと情報提供者の参加を強く希望する。
 
Thw Western Japan News 編集部
foundation_committee*livedoor.com [*=atmark]
 
*1 http://blog.goo.ne.jp/bnsikato
*2 http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/01/whistleblower-uses-youtube-to-assert.html
*3 http://wjnews.web.fc2.com/20120211.html
*4 WJNを警戒する人々の反論を先取りすると、よほど注意しない限りそれでもIPアドレスは暴露する。インターネットに真の意味での匿名性など無いのだ。尚、WJNは実際には訪問者公式BBS記入者のIPアドレスを取得する方法を持っていない。
*5 このアドレスは受信専用とする。
 
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