WJNは2012年2月5日に筑波大学、群馬大学広報、群馬大学生体調節研究所に東京大学大規模捏造事件についての質問を送信した。期限は、2月10日とした。
尚、個人名については伏字にしてあるが、送信した内容には実名で記述したる。また、東京大学にはScience誌の取材がすでに行われているため、質問していない。
 
筑波大学に送信した内容は以下のとおり

去る2012年1月25日、米国の権威ある科学雑誌Science誌のオンラインニュースであるScienceInsiderにおいて、
東京大学分子細胞生物学研究所のK教授研究室で行われた捏造事件を指摘するブログが取り上げられました※1、2。
この論文リストには筑波大学・大学院・生命環境科学研究科・M講師が筆頭著者となっている1報の論文が含まれます※3。
 
科学研究費はもとより国民からの税金で賄われており、その公正な執行は国民は強く希求されているところです。
また、大学の運営も様々な公的支援の上に成り立っているものです。
 
取り上げられたブログを読めば分かる通り※4、この事件では多額の研究費が文部科学省、学術振興会、科学技術振興機構より支出されております。
従いまして、本事件は重要な国民的関心を持たれるべきものだと我々は考えます。
 
また、最高学府たる大学の使命には学問の進歩に寄与することがあるものと考えますし、その上に健全な競争があり公正な雇用があるものと我々は考えます。
 
それらのことを踏まえて、以下の質問に返答いただきたく存じます。
 
(1)本件について貴機関は把握しておられましたか。
 
(2)本件について国費の正当な執行、科学的公正、人事的公正という観点から調査される意向はありますか。
 
※1 http://blog.goo.ne.jp/bnsikato
※2 http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/01/whistleblower-uses-youtube-to-assert.html
※3 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15934135
※4 http://blog.goo.ne.jp/bnsikato/c/de11473cc4e3e9a88b0f7890af382e6f

 
 
群馬大学広報、群馬大学生体調節研究所に送信した内容は以下の通り

去る2012年1月25日、米国の権威ある科学雑誌Science誌のオンラインニュースであるScienceInsiderにおいて、
東京大学分子細胞生物学研究所のK教授研究室で行われた捏造事件を指摘するブログが取り上げられました※1、2。
この論文リストには群馬大学 生体調節研究所 K教授が筆頭著者となっている3報の論文が含まれます※3。
 
科学研究費はもとより国民からの税金で賄われており、その公正な執行は国民は強く希求されているところです。
また、大学の運営も様々な公的支援の上に成り立っているものです。
 
取り上げられたブログを読めば分かる通り※6、この事件では多額の研究費が文部科学省、学術振興会、科学技術振興機構より支出されております。
従いまして、本事件は重要な国民的関心を持たれるべきものだと我々は考えます。
 
また、最高学府たる大学の使命には学問の進歩に寄与することがあるものと考えますし、その上に健全な競争があり公正な雇用があるものと我々は考えます。
 
それらのことを踏まえて、以下の質問に返答いただきたく存じます。
 
(1)本件について貴機関は把握しておられましたか。
 
(2)本件について国費の正当な執行、科学的公正、人事的公正という観点から調査される意向はありますか。
 
※1 http://blog.goo.ne.jp/bnsikato
※2 http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/01/whistleblower-uses-youtube-to-assert.html
※3 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11997506
※4 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17709391
※5 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17986011
※6 http://blog.goo.ne.jp/bnsikato/c/de11473cc4e3e9a88b0f7890af382e6f

 
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